比喩・強調としての「悪魔」
悪魔という言葉は、残忍・非道でずる賢い人間の喩えとしても用いられる。悪魔の証明もこの意味に近い。
また社会正義や道徳に挑戦する存在という意味合いを持つ場合がある。『悪魔の辞典』、悪魔のパスポート(ドラえもんの秘密道具)など。
小悪魔といった場合、可愛さと性的魅力とで男性を魅了する女性を指すことがある。神に従うのは潔癖さや信仰が求められるなど厳しい道であるが、悪魔に従うのは堕落であり、むしろこちらの方が魅力的な場合が多い。「悪魔のささやき」は常に甘美である。
常識を逸脱した技術や価値の物、及びそれを造り出した人間を比喩して「悪魔に魂を売った」と言われる。
善悪の問題とは関係なく、単純に言葉の強さを深める修辞として悪魔という言葉を用いる場合もある。タバスコの400倍の辛さを誇る激辛ソースは悪魔の血(Satan's Blood)、ハバネロを用いている同じく激辛ソースは悪魔の復讐(Devil's revenge)と呼ばれている。