東方の悪魔観

その一方で、東方キリスト教世界では、ギリシア哲学(特に新プラトン主義)を基盤とした神学を発展させたためか、このような迷信的な悪魔観は起こらなかった。ただし、11世紀の東ローマ帝国の知識人で宮廷の有力者でもあったミカエル・プセルロスは悪魔学研究の著作を遺している(ただし、R. Greenfield, "Traditions of Belief in Late Byzantine Demonology"を参照)。